行動認識 AI
テクノロジー

AIによる釣り人の行動認識

近年、情報技術の進歩からさまざまなテクノロジーが開発され、各産業界に導入されつつあります。

その中の一つの人の行動を認識する技術、行動認識(人の動きを捉える)があります。

従来の技術では、これらを実現するために多種多量の情報を高度かつ複雑に処理する必要があり、汎用性と高精度が求められる実用には 多くの課題がありました。しかし、近年ではAI技術の進化に伴い少しずつ実用化されてきています

具体的に、行動認識(人の動きを捉える)とはどのようなものでしょうか?


Ficy LOG の行動認識とは

我々の提供する Ficy LOGに搭載された行動認識技術は、Ficy LOG デバイスの傾きや動きなどをセンサにより取得し、釣り人の行動を認識することが可能となっています。

具体的には、時間ごとの竿の傾きや動き、振り方などを加速度やジャイロ、姿勢角度などの情報を収集して、
動きの大きさや移動速度、振動の大きさやその揺らぎなどを算出します。それらの組み合わせからAIが釣り人の行動を認識します。

釣り人は、釣り場を移動したり、待ったり、投げたり、リールを巻いたりしますが、例えば、移動する場合は、釣竿に取り付けたデバイスが一定のリズムで上下に動きます。その時のデバイスの角度や上下に動くリズムなどを AI が判別し、移動していると認識します。

また、待つ場合では、釣竿やデバイスは動くことがなくなるため、 AI がこの人は「待つ」行動をしていると予測したりすることが可能となります。

このように、Ficy LOGに搭載された行動認識 AI は、デバイスのセンサ情報を読み取り、釣り人の行動を出力するものとなっています。
なお、現在の Ficy LOG では6つの行動を認識することができます。


  1. 待つ

  2. ちょい投げ

  3. 遠投げ

  4. 移動する

  5. リールを巻く

  6. 餌つけ

行動認識の模式図

Ficy LOG の行動認識の強み

Ficy LOGの行動認識技術は、2019年から継続して研究開発に取り組んでおり、
認識できる行動の種類を拡大しております。

また、釣竿によっても振動等が異なることから、さまざまな釣竿での行動認識が行えるように研究開発を続けております。

そして、AI での処理には、膨大な計算リソースが必要となってしまうため、その軽量化に向けて研究を重ねた結果、

デバイス上で動作する行動認識 AI の実現を可能にしました。

これにより、行動認識をリアルタイムで行う事が可能になった事、
AI の入力のためのデータをサーバに送る必要がなくなったため、通信量の削減が可能になりました。